コンプライアンス研修の効果について、導入事例も含めてお伝えしたいと思います。
研修を行う目的は様々あると思います。
コンプライアンス研修では、「不祥事防止」「リスクマネジメント」といった企業にマイナスにならないようにという目的で実施することが多いでしょう。
さて、コンプライアンス研修を実施すると、目的に向けた社員力向上という効果のほかに、もう一つの効果があります。
このもう一つの効果は、研修後の感想から分かったことです。その効果はどのようなものでしょうか?
コンプライアンス研修を毎年ご依頼いただいている導入事例からです。
この企業様では、毎年、新任管理者向けに「コンプライアンス」と「暮らしと法律」をテーマにした研修をご依頼いただいています。もう少し具体的には、新任管理者が、「部下との関係をどうするか?」「部下から悩みを相談されたら?」という場面を想定して、研修内容を組み立てています。
様々なケースを取り上げながらコンプライアンスや相続や離婚といった暮らしに関わる法律までお話しすると、その後どうなるか?
「誰に相談したらいいのか?」がわかって安心できる。
という効果です。
社員の方々の多くは「専門家」との繋がりがありません。
ただ、研修を通じて、
「あ、この先生に聞けばいいんだ」
「この先生のおころで聞いてごらん」
という気持ちの面での安心感が効果として生まれてきます。
この企業様では、研修に加えて、社員さんのご相談までカバーするという提案で、導入していただいております。
金額としては年間4回程度の研修費用(12万円程度)で、社員さんからのご相談は無料。このご相談は企業活動だけではなく、社員さんの相続や離婚などの「暮らしの相談」も含めています(なお、ご相談からご依頼になると、別途、社員様からのお支払いとなります。)。
研修は、社員さんに安心感を与えるという効果も研修の付加価値があるということです。
社員力向上を通じて企業ステータスの向上だけではなく、社員さんの安心感、言い換えれば「福利厚生」の要素も生まれてきます。
「研修+相談」というセットで、リスクマネジメントだけではなく、福利厚生までということを実現することができる。
これも一つの研修の効果です。
是非、今回ご紹介させていただいた企業様のような形での研修を取り入れてみませんか?